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5月4日に公表されるストレステストで、シティは、近いうちに資本増強の必要性があると判断されるかについて語りたいと思います。
僕はただ単にブログをやってる素人なので、ずばり何パーセントかで答えようと思ってます。
強調しますが、素人ですので、その点を考慮の上参考にしていただけると幸いですw
僕の予想では、シティが資本増強を迫られ「ない」可能性は
65%
です。
これは、短期的にはシティは日興シティの売却もあり財政は健全であるので、70%必要ないと言われれば高すぎだが、60%ならば低すぎると判断したからですw
最近のニュースを見てると、資本増強の必要性を判断するアメリカ政府も短期での利益を重視してるように思えます。
別の言い方をすれば、問題の先送りをしてるように見えます。
本当に来年からの成長を目指してるのであれば、GMやクライスラーはとっくに支援を切り捨ててるだろうし、銀行の健全性をあんなにも強調しないでしょう。
クライスラーは会計監査人が破産を薦めるという危機的な状態ですし、景気は今年中に良くなるはずがないので銀行も今後不良債権が膨らむ可能性が高いです。
銀行の不良債権増加は、バンカメの個人のローンに関する損失の拡大を見れば明らかでしょう。
来年からの景気回復を目指すなら、長期での利益を優先しなければならないのに、アメリカ政府は短期での利益を優先しているのです。
もし、資本増強が必要な金融機関が多数生じた場合、政府への疑いが高まり、株価の大幅な下落をもたらすでしょう。
銀行の健全性をあんだけ発言によってアピールしたわけですからね。
よって、資本増強はできるだけ避けたいはずです。
ゆえに、65%です。
しかし、シティが今後一年間で資本増強をする可能性は70~80%だと思ってます。
経営陣のキャリアや進退に関わるので当たり前かもしれませんが、決算を良く見せるためにシティは今後の不良債権の拡大に備えての引当金を多めに設定しなかったりしていますよね。
今後個人への債権の不良債権化や不動産に関する証券(サブプライム以外のものも含む)の損失は膨らむ可能性が高いですから、結局は資本増強の可能性が高いと見てます。
前々から僕は言ってるのですが、この時期に金融セクターの株を長期で持つことはとても危険です。
いつ「それ」が起こるか今はより見えなくなってますからね。
僕ももともとシティの決算後にシティ株は売る予定でした。
しかし、決算後に予想以上に下げたので、バンカメの決算を見てから判断しようと思ったところ、これが大大ショックを市場に呼びました(確か-220ドルぐらいダウは下落)。
上でも言ったとおり、個人のローンに関する損失の拡大など、長期での損失拡大の可能性が初めて公になったからです。
これは正直予想外でした。
その日は爆下げで、現在に至っています。
「金融セクターの株は、この時期は、長期保有に向いてない!」と散々強調していた僕ですが、現在は軽く長期で保有しちゃってますw
最後の助け舟のストレステストにパスするという期待に胸を膨らませながら・・・・・
まあ、この株売ったら、金融系はしばらく長期での保有はしないですw
短期ではガンガンやると思いますがねw
*最近偽物が出没しました。酉をよくご確認下さい。 m(__)m荒らしの嫌がらせが多いためコメントは承認制にしました。
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*譲渡損益は税金の見積りに使われるもので、取得金額の端数は切り「上げ」られるため、実際の利益よりも少なく見積もられます。
2009年
4月 +32,256円(税引後)
5月 +36,802円(税引後)
6月 +8,865円(税引後)
7月 -36,239円(還付後)
8月 +5,274円(税引後)
9月
②現在の運用資金
25万円